ダイジェスト留学
オーストラリアの留学事情
海、山、砂漠、熱帯雨林と豊かな自然に恵まれたオーストラリア。移民の国として古くから言葉や文化の違う人々を受け入れてきたので、留学生にもなじみやすい環境が整っている。
教育
各州政府の教育省が大学を除く教育機関の制度を統括しているため、州によって異なる点がある。初等・中等教育はYear1〜12までの学年制で、義務教育はYear10程度(日本の高校1年に相当)で修了する。
生活
南半球に位置するために季節が日本と逆になる。シドニーやパースなど南部地域は四季がはっきりしていて天気も比較的穏やか。世界各国から移民を受け入れているので、留学生も溶け込みやすい環境がある。
大学
全土には、連邦政府の資金供給を受けている37の公立大学と2つの私立大学があり、教育水準の格差はない。専門課程中心のカリキュラムで、医学部など特定の学部を除き学士取得に要する期間は3年で、4年間で2つの学士号を目指すことも可能。
日本の大学とオーストラリアの大学の比較
| 日本の大学 | オーストラリアの大学 | |
| 学位 | 各大学・学部によって評価は異なる。 | 学位・教育水準の差はない。 |
| 教育課程 | 一般教養課程および専門課程。 | 専門課程中心。 |
| クラス編成 | ほとんどの大学で多人数制。 | クラス編成はない。 |
| 学期テスト | 筆記試験中心。 | ほとんどの科目で期末試験を実施。科目により中間試験もある。 |
| 講義の進め方 | 受動的な授業が主体。教授の指導に従う。 | 講義と少人数でのチュートリアル(ゼミ形式)の組み合わせで進められる。 |
| 入学要件 | 1〜3月に行われる大学ごとの入学試験で選抜。 | 高校卒業程度の学力を有する者。 |
| 卒業 | 取得単位で決定。 | 取得単位で決定。 |
大学入学の条件・準備と費用
入学に必要な英語力
オーストラリアの大学入学に必要な英語力は
TOEFL 550/コンピュータTOEFL 213、IELTS 6.0〜7.0 と、かなり高レベル。
必要な費用
●学費
学校や専攻で異なるが、年間の授業料は
大学でA$11,000〜16,000、
VETカレッジでA$6,000〜8,000、
ファウンデーション・コースでA$7,000〜13,000が目安。
●生活費(1年間留学した場合)
個人の生活スタイルや、地域によって差があるが、住居費・食費・衣服費・交通費・娯楽費など、生活にかかる費用は月に8〜10万円くらいだ。
留学準備
<<ファウンデーション・コース>>
教育課程の違いや英語力の問題など、専門科目の授業についていくのは難しい。そこでまず、大学やVETカレッジに設置されているファウンデーション・コース(大学進学準備コース)で留学に必要な英語力やや基礎学力を身につける。語学学校のESLコースとは異なり、英語力のアップの他、専攻に関する基礎知識の取得など、専門分野や目的に応じたカリキュラムが組まれている。
大学学部(学士号コース)留学への一般スケジュール
2年前
●情報を収集し、希望専攻や留学地域から候補大学を絞り込む
オーストラリアの大学は、専門教育が主体。求められるのは「これが勉強したい」という強い動機と意志。自分の興味の方向、将来の希望に沿って専攻を絞り込もう。どんな環境の中で学びたいかも、候補を絞り込む大きなポイント!
●情報収集の方法
情報収集には本や雑誌などのほか、インターネットも有効。オーストラリアの大学のほとんどがホームページを持っているので、気になる学校には直接アクセスしよう。
オーストラリア政府教育情報センター(オーストラリア大使館内)には、大学・大学院、専門学校、TAFE、語学学校などのパンフレットや
ビデオが揃っていて、配布も行われている。さらにインターネットを通してのコース検索や教育機関検索ができる。また、オーストラリアに留学経験を持つスタッフによるカウンセリングサービスもあるので活用しよう。
★オーストラリアン・エデュケーション・インターナショナル
http://www.studyinaustralia.gov.au/sia/splash.htm (英語ページ)
http://www.studyinaustralia.gov.au/Sia/ja/Home.htm (日本語ページ)
1年半前〜1年前
●資料・入学願書の入手
候補校が決まった段階で、最新の資料を請求し、より詳しいデータを確認して、最終的な志望校を決定する。
●資料・入学願書の入手
オーストラリア政府教育情報センターで入手できないものは、直接、それぞれの学校に手紙を出して請求する。
※資料請求をお願いする手紙のほか、国際返信用切手も同封しよう。
1年前〜半年前
●出願書類の準備
願書の記入は、必ずペンを使うこと。この時に誤りや書き損じが無いように慎重に!出願書類の中には学校の先生に依頼するものもあるので、書類の準備には余裕を持とう。
| 学部入学のために必要な書類 | |
|---|---|
| (1)入学願書 | 大学所定のもの。 |
| (2)高校の成績証明書 | 必ず英文で作成する。 |
| (3)TOEFL、IELTS等のスコア | オリジナルまたはCertified copyが必要。 |
| (4)出願料 | |
| (5)エッセー | 志望動機や将来の希望について述べた身上書。 |
| (6)推薦書 | 英文。 出身校の先生に依頼して、能力や性格、留学により期待されている内容を書いてもらう。 |
| (7)財政能力証明書 | |
| (8)健康診断書 | |
| 注意事項 | (1)〜(4)は必須。(5)は願書の中に記入欄が設けられているところが多い。 (6)〜(8)は大学や学生によって違う。 (7)・(8)はビザ申請時に必要。 入学申込書等に”BLOCK LETTER”とあるのは、大文字活字体のことを示す。 |
●願書提出
郵送による出願のほか、最近ではオンライン出願ができる大学もある。
●出願料の支払い
指定銀行への送金や銀行小切手、電信為替、クレジットカードなど、さまざまな方法があるが、学校指定の支払いを行うこと。
3ヶ月前
●入学許可書取得と送金
合格すると、入学許可の通知と一緒に、授業料や入学申込みに必要な金額が記載された請求書が送られてくる。この金額を送金し、大学側が入金を確認してはじめて正式に入学が認められ、”入学許可書”が送付される。
●学生ビザの申請
大学、VETカレッジ、語学学校へ3ヶ月以上就学した場合、学生ビザが必要。対象となるのは、CRICOSと呼ばれる登録校のみ。申請書やパスポートなどのほか、入学許可書、健康診断書、申請料などが必要。
《CRICOSとは》
海外からの学生を対象とする教育機関・課程は必ず政府に登録しなければならず、この政府登録制度のことをいう。
大学以外で学べる教育機関
●VETカレッジ
日本の専門学校にあたる教育機関で、実践的なトレーニングを行う職業訓練システム。州政府運営のTAFEと私立専門学校があり、履修期間はコース内容やレベルによって異なる。職業訓練主体のコースの他、外国人向けの英語コース、大学進学準備コースなども設けられており、基礎を学んで進学するケースも多い。
《TAFEとは》
Technical and Further Education 州立の専門学校。オーストラリア全土に約250校あり、高卒者の約7割が進学する。留学生の入学基準は大学に準ずるレベル。
●語学学校 ELICOS
English Language Insentive Courses for Overseas Students
留学生向けの語学学校。
大学やTAFEに併設された公立のもの、私立専門学校附属の学校、私立の語学学校がある。日本の留学生の人気が高いのが語学留学だが、英語のスキルアップを目指す人はもちろん、大学やVETカレッジへの入学を目的とする人も多く学んでいる。
カナダ留学 <留学相談機関>
ISS国際交流センター
AIE
EF Foundation 日本事務局
EFインターナショナル・ランゲージ・スクール
JASA海外進学センター
KAWAIJUKU(河合塾)オーストラリア国立大学入学制度
ヒューマン国際大学機構
ネバダ・カリフォルニア大学国際教育機構ジャパン
バークレーハウス語学センター
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