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ダイジェスト留学

カナダの留学事情

世界第2位の国土面積を持つカナダには、中国人やインド人、ラテン・アメリカンなどさまざまな人が住み、いろいろな文化に触れることができる。また、広大で美しい自然も魅力の一つだ。

教育

日本の文部科学省のように、国家レベルで教育を運営・管理する機関はない。公的な教育は10の州と3つの準州で管理されている完全な地方自治制。入学用件、コース内容、学費は教育機関によって異なる。高い水準の教育プログラムが整っている。

生活

欧米諸国の中では犯罪も少なく治安もいい。連邦消費税(一律7%)と州税(州によって異なる)がかかる。旅行者にはカナダ国内の医療保険がきかないので、出発前に旅行傷害保険や疾病保険に加入しておいたほうが安心。

大学

州立と私立の大学があり、約90の学位授与権を持つ高等教育機関(カレッジを含む)がある。ほとんどが2学期制で9月から新学期が始まり、翌年の4月に終わる。英語・仏語が公用語のため、授業は英語または仏語で行われ、中には英仏両用のところもある。

日本の大学とイギリスの大学の比較

  日本の大学 カナダの大学
学位 各大学・学部によって評価は異なる。 学士号の教育水準は全国を通じて同等。英連邦諸国および米国における学士号と同等のものとみなされる。
教育課程 一般教養課程および専門課程。 一般教養課程を経て専門課程。
クラス編成 ほとんどの大学で多人数制。 クラス編成はない。
学期テスト 筆記試験中心。 ほとんどの科目で期末試験が実施される。
講義の進め方 受動的な授業が主体。教授の指導に従う。 ディスカッションを中心に積極的な参加・勉強の姿勢が評価される。主体性が必要。
入学要件 1〜3月に行われる大学ごとの入学試験で選抜。 英語かフランス語の高度な能力。州によっては9〜10学年修了を要求する大学もある。
卒業 取得単位で決定。 取得単位で決定。

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大学入学の条件・準備と費用

入学に必要な英語力

高い語学力がないと、日本の大学からカナダの大学に入学することは難しい。
まずは大学附属のESLコースや州立コミュニティ・カレッジ、私立語学学校に設置されているESLコースで英語の成績を上げてから、留学を目指す。

大学入学に必要な英語力

■TOEFL 550〜600
■コンピュータTOEFL 213〜250
■IELTS 6.5〜7.0

必要な費用

●学費
州や大学・専攻で異なるが、年間の授業料はC$5,500〜8,000.
そのほか、教科書代などにC$1,000〜2,000かかる。

●滞在費(1年間留学した場合)
■大学寮
1人部屋、食事付き C$600〜700/月
2人部屋、食事付き C$400〜550/月
■ホームステイ C$550〜650/月
■アパート:家具付き1部屋 C$300〜500(食費C$200〜300)/月
※特にアパートの場合は、都市か地方で家賃にかなりの開きがあるので、
注意が必要。

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大学学部(学士号コース)留学への一般スケジュール

前年の3月頃まで

●情報を収集し、希望大学を絞り込む

カナダ大使館の図書館には、大学・カレッジ、ESLコースの資料、VTRが揃っており、閲覧可能。

また、留学や教育については、 [カナダ・ネット]カナダに関するあらゆる情報は [カナダ観光局] [Study in Canada]などにアクセスすると詳しい情報が得られる。

さらに、カナダのほとんどの大学はホームページを開設しているので、情報収集にうまく活用しよう。

前年4月〜5月

●留学の目的にあったコース選び

カナダの大学のほとんどが、社会科学・人文科学・応用科学の専攻をおくが、医学や法学などについては一部の大学に限定される。将来どんな職業に就きたいか、学びたい分野はあるか、その大学を選ぶメリットは何か、等を中心によく考えて、できるだけ具体的な計画を立てよう。

●資料を請求する

留学したい学校(複数選択)が決まったら、志望校に案内書や資料を請求する。その際に、その学校のカレンダーも一緒に請求するといい。1年間の予定や学校の規則、申請の手順、プログラムなど、大学の最新情報が載っている。最近はEメールやFAX、ホームページで資料請求できる学校が増えている。そこで請求する際は、
(1)名前、性別、年齢、現住所、語学能力
(2)希望の専攻・コース
(3)個人的に確認したいことなど
を記入する。
※FAXの場合は、手書きで自分のサインを入れる。

●志望校決定

資料請求をすると、早ければ2週間程度で返事がくる。もし、1ヶ月たっても返事が来なければ、EメールかFAXで問い合わせる。送られてきた資料を検討して、最終的には志望校を決定。

●志望校決定のチェックポイント

(1)学部・コースの内容
(2)学費
(3)施設設備の内容
(4)教授陣の専門
(5)卒業に必要な単位数・修了までの期間
(6)課外活動やオプショナルコースの種類
(7)要求されるTOEFLのスコア など

前年の8月〜9月

●入学申請の準備と必要な書類

申請に必要な書類は案内書の指示に従いながら、ワープロかパソコンを使って、英文で作成する。入学申請については、留学希望者が直接、大学の学部学籍部長に問い合わせる。ただし、オンタリオ州だけは例外で、入学申請はオンタリオ州大学入学申請センターに問い合わせること。

★オンタリオ州大学入学申請センター
Ontario Universities' Application Centre
650Woodlawn Road West P.O.BOX 1328,Guelph,
Ontario,CANADA N1H7P4
TEL.519-823-1940 FAX.519-823-5232
http://www.ouac.on.ca/

オンタリオ州大学入学申請センター 必要書類
(1)学校指定の入学願書 Application Form 大学所定のもの。
(2)成績証明書 Transcript of Records 最終在籍校の過去3年間、最新、最終のいずれかの成績証明書を、出身校、または在籍校で作成してもらったもの
(3)卒業証明書 Diploma 高校・大学に在籍中の人は、在学証明書と卒業見込み証明書を作成してもらう。
(4)申請料 Application Fee C$65〜100。
学校指定の銀行口座に振り込んだ場合は、銀行から発行される外国向送金計算書のコピー、銀行の送金小切手で送る場合は小切手を同封。送金手数料は、申請料から引かないように要注意。
(5)TOEFLまたはIELTSのスコア  
(6)寮・ホームステイ先などの手配依頼書 学校から送られてきた資料の中に、必ず滞在先の申込書が入っているので、記入して提出する。
注意事項

※学校から(2)(3)が和文で出された場合、それを英訳し、大使館の認証が必要になる。認証については、大使館領事部に問合せる。

※願書の提出期限は大学によって異なるが、入学時期(新学期は9月より)からさかのぼって、1年半から1年前までに済ませられるように調整すること。

4月〜5月

●入学許可取得と送金

審査をパスすると入学内定書または入学許可証が送付される。入学内定書の場合は、学校によって異なるが、1学期分の授業料の納入や専攻分野のカリキュラム編成の記入を要求されることもある。

●学生許可証の取得申請

入学許可証(Letter of Acceptance)が届いたら、すぐに学生許可証(Studebt Authorization)取得の申請をカナダ大使館査証部にする。

査証部への提出必要書類
(1)大使館所定の申請書 申請料:C$125
申請書のダウンロードページ
(2)有効期限のあるパスポートのコピー  
(3)学校からの入学許可証のコピー  
(4)財政能力証明書 Statement of Financial Support
留学費用をまかなえるだけの金額が記入された預金残高証明書で、銀行で作成してもらう。
(5)学歴および職歴の詳細  
(6)エッセー 学カナダで勉強したい理由と、それをどう将来に結びつけるかということを書いた作文。
注意事項 ※これにもビザ等については、カナダ大使館査証部に直接問い合わせる。

★カナダ大使館 査証部
FAX.03-5412-6302
http://www.canadanet.or.jp/i_v/index.shtml
査証部のボイス案内 : 03-5412-6321(24時間)
※ケベック州に留学する場合は、このほかにケベック州移民局発行の
ケベック入州許可証(CAQ)が必要。

●願書締め切り

締め切りは、入学を希望する年の前年の12月半ば。
※志望大学にCambridgeあるいはOxfodが含まれている場合は10月半ば。

一部の美術・デザインコースはコースが始まる年の3月後半頃。 UCAS Hand Bookで確認する。 応募の宛先や締め切りは学校やコースによって異なるので確認を忘れずに!!
※審査結果は、翌年の3〜5月にかけて届くことが多い。

7月〜8月

●その他の留学準備

海外旅行保険(医療も含む)の加入手続き、入寮かホームステイかの決定と住居の確定、あらかじめESLなどを受ける意思があればその申込みなど、もれが無いようにチェックしよう。

※ほとんどの高等教育機関に、留学生をサポートする”留学アドバイザー”がいる。わからないこと、困ったことがあったら相談してみよう。

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大学以外で学べる教育機関

●コミュニティ・カレッジ Community College

約150のコミュニティ・カレッジ(短大)があり、日本の短期大学とは異なり、専門学校的な性格が強い。プログラムは大きく二つに分かれ、単位取得を目的としたアカデミック・コースと、職業訓練コースがある。ほとんどが州立。


●語学学校

大学附属の語学研修機関、コミュニティ・カレッジの語学コース(ESL)、私立の語学学校がある。大学附属の研修期間は、その大学に入学の決まっている留学生を対象に、語学力アップを目的に設けられている。コミュニティ・カレッジのアカデミック・コースを希望する場合は、カレッジのESLからスタートし、英語力をつけてから入学準備を行う。

※ESLコース(プログラム) English as a Second Language

英・仏の2つの公用語を使っていることもあり、ESLには力を入れている。英語が母国語でない学生を大学の正規授業についていける学力まで伸ばすことを目的としている。大学附属のESLは図書館、コンピュータラボなどの施設や設備も使えるし、大学の入学審査の際にESLで勉強していた実績が評価されることもある。

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カナダ留学 <留学相談機関>

ISS国際交流センター
AIE
EF Foundation 日本事務局
EFインターナショナル・ランゲージ・スクール
JASA海外進学センター
ELSランゲージセンター
ヒューマン国際大学機構
バークレーハウス語学センター

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